Super D'station上越店の従業員4名が新型コロナ感染
2020年7月30日、大手パチンコホール運営企業「NEXUS株式会社」は、文書『当社における新型コロナウイルス感染者の発生について』を公開、同社店舗「Super D'station上越店(新潟県上越市)」にて従業員が新型コロナウイルスに感染している事を発表しました。内容は以下の通りです。
NEXUS株式会社
当社における新型コロナウイルス感染者の発生について
当社店舗(スーパーD'ステーション上越店:新潟県上越市)に勤務する社員1名が、新型 コロナウイルスに感たしていることが、7月29日(水)に判明いたしました。 当該社員は現在、病院にて入院しておりますが、容態は安定しております。なお、現在までの経路および状況は、所轄保健所の指導により適切に対応を進めております。
7月28日(火)
・夕方に味覚障害と倦怠感の症状があったため自宅待機
7月29日(水)
・医療機関を受診し、PCR検査を実施
・新型コロナウイルス陽性と判明
当該店舗につきましては、7月13日(月)より、改装準備中のため休業しており、営業はおこなっておりません。当社としても感染予防およびお客様と従業員の健康を守るため、出勤時の検温、勤務中のマスク着用、換気の徹底、業務スペースのパーテーション設置、アルコール消毒等の感染拡大予防策を実施しておりました。また、7月30日(木)に該当店舗の消毒作業等必要な措置を実施いたしました。 当社としましては、今後も社内外への感染拡大抑止と従業員の安全確保を最優先に、関係各所と連携を図り、対応してまいります。関係者の皆様におかれましては、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
また、2020年7月31日付のNHK WEB NEWSに依れば、同社店舗で合計4名(従業員)の新型コロナ感染が確認されており、当面の間は休業措置を取るとのことです。
感染の4人は同じパチンコ店勤務29日から30日にかけて新型コロナウイルスへの感染が確認された上越市の4人の会社員について、勤務先の企業は4人がいずれも同じパチンコ店に勤めていることを明らかにしました。
群馬県に本社を置き、パチンコなどの娯楽施設の運営を手がける「NEXUS」は、29日から30日までに上越市で感染が確認された会社員4人について、いずれもパチンコ店「スーパーD’ステーション上越店」に勤めていると明らかにしました。この店は7月13日から改装作業のため休業中で、客の利用はなかったということです。会社側の説明によりますと、出勤時の検温やマスクの着用、換気の徹底なども行っていたということですが、今月13日以降、数回にわたって群馬県で感染が確認された別の企業の会社員がこの店を訪れていたということです。
店は30日消毒作業を行ったほか、8月初旬に予定していた営業の開始は延期し、当面は休業を続けるということです。
続報(2020年8月4日)
新たに感染が確認されたのは、上越市に住む20代の男性会社員です。男性は、7月29日に感染が確認されたパチンコ店「スーパーD'ステーション上越店」の従業員の同僚で、濃厚接触者として7月31日に一度PCR検査を行っていましたが、その際は「陰性」でした。しかし、健康観察を続けていたところ3日に発熱し、4日に陽性が確認されたということです。パチンコ店の関係者からはあわせて5人の感染が確認されていて、県は「会社の中でクラスターが発生していた」との見方を示しました。このパチンコ店は改装準備中のため、7月13日から休業中だったということです。