大阪府下のパチンコ店に一斉立入検査
2020年8月31日、大阪府遊技業協同組合(大遊協)から各支部に対し、文書『ぱちんこ営業所への立入調査等の再実施について(連絡)』が送付されました。内容は以下の通りです。
大阪府遊技業協同組合
理事長 平川 容志
大阪府遊技業協同組合
支部長(組合長) 各位
ぱちんこ営業所への立入調査等の再実施について(連絡)
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、本年8月28日に府警本部保安課長名による「ぱちんこ営業所への立入調査等の再実施について」と題する文書を受領しました。本年2月から府下全てのホールに対して立入調査が実施されていましたが、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う調査中断の間に、関係法令である「風営法施行規則及び遊技機規則」の改正があったため、改めて立入調査等が再実施されるものです。傘下ホール様へのご連絡及びご指導をよろしくお願いいたします。
1.立入調査等の目的
(1)検定又は認定の有効期間が満了した遊技機の設置の有無に係る調査
(2)ギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づく各種取組の実施状況の確認
2.調査対象遊技機
検定通知書に記載された「公示の日」又は認定通知書に記載された「認定年月日」が、平成29年5月20日以前の遊技機
【検定又は認定の有効期間が、本年5月19日までの遊技機】
3.対応要領
(1)上記の調査対象遊技機が設置してある場合には、速やかに撤去してください。
(2)所轄担当者等の立入調査時等に設置してあれば、故障並びに電源を落とした状態等で稼働できない遊技機であっても、「ホール内に設置してある事実」があれば、違反(処分)の対象となりますので、直ちにホール内を調査の上、調査対象遊技機を撤去してください。
(3)上記の目的で中断前に立入調査を受けたホールにあっても、改めて「対象遊技機等の設置の有無等」の立入調査が実施されます。
名目上としては検定(認定)切れ遊技機の調査及びギャンブル等依存症に対する施策チェックとなりますが、業界内で決められた「21世紀会誓約書のルール」に準拠した形であるか否かと言う点も焦点となることでしょう。