ソフィアグループをフィールズ社が買収
2024年3月25日、円谷フィールズホールディングス株式会社は「株式会社ソフィアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」を発表しました。内容は以下の通りです。
2024年3月25日
各位
会社名 円谷フィールズホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本英俊
株式会社ソフィアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
当社は、2024年3月25日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社ソフィアの株式を取得することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.株式の取得の理由
同社は、1951年創業の歴史ある遊技機メーカーです。“ NISHIJIN(西陣)”ブランドで親しまれ、1990 年代のCR機普及を加速させた大ヒット機「CR花満開」をはじめとしてファンの心を掴む数々のヒット機を世に生み出し、遊技機業界の繁栄に多大な貢献を続けてきた企業です。
ここ10年余、矢継ぎ早な規則改正、コロナ禍、新たな遊技システムの台頭などで激しく変動した遊技機業界にあって、同社は同社グループの未来に向けて選択と集中によるグループ構造改革を推し進めてこられました。現在の同社は、パチンコホール向けの、いわゆる島設備と称される補給装置・設備機器の設置・施工を主要業務に長年トップシェアを有している株式会社エース電研、プラスチック成型及び組み立てを担う株式会社アサヒ、電子部品・機器製造の株式会社エス・イー・エルの子会社3社を有しております。同社が改革を進める中で、当社は同社から将来を見据えての協業に関する打診を受け、両社で最善策を見出すべく協議を続けてまいりました。
遊技機業界は現在、スマート遊技機の導入促進により島設備と遊技機の自由な空間設計が可能となってきています。一方、さらに多様化する余暇において、パチンコホールは豊かな地域社会の形成に貢献するために、大きな変革を求められています。こうした中、当社は全てのレジャーの中で、パチンコが最高のサービスをもたらすレジャーへと昇華するためには遊技空間のイノベーションが必要と考えており、島設備提供のトップ企業である株式会社エース電研を含むソフィアグループとの協業は、大きなシナジー効果をもたらすと判断し、株式取得を決定いたしました。
当社は、同社グループの重厚な歴史に培われた不変の精神を継承するとともに未来に向けて柔軟に変化を続け、ファンの皆様に喜ばれる魅力的なエンタテインメントの提供を通じて、遊技機業界の一層の発展に資するべく、同社グループとの関係強化と経営資源の最適化を図ってまいります。
fa-check-squarePDF「株式会社ソフィアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」
これにより以前に西陣から出ていた機種が登場する可能性もありそうですね。