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【詳細】新内規ラッキートリガー&セット物の総量規制緩和|鈴木政博氏(遊技産業研究所)の解説
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詳細解説『ラッキートリガー』

一つがこの「ラッキートリガー」であり、日工組表記では「LT」と称されているものだ。今年は3月3日が日曜日なので3日納品・4日開店が最速となるため、早ければ新機能「ラッキートリガー」搭載機は3月4日からホールで打てることになりそうだ。

LT(ラッキートリガー)の内容
上位RUSH突入時の期待値を6,400個を超えて払い出し個数で9,600個未満までOK

LT(ラッキートリガー)搭載の条件
①.獲得遊技球数の期待値を3,200個未満にすること(初回含む)
②.LT到達率×LT期待値(初回除く)を、総獲得遊技球数の期待値(初回含む)の1/2以下にすること
③.Cタイムを搭載しないこと

「①」について。これは「RUSH突入・非突入など全ての初当たりを含めた全平均期待出玉を3,200個未満にする」という意味だ。ただし「RUSH時の期待出玉:6,400個未満」という部分については今までの内規と全く変更はない。つまりラッキートリガーを搭載すれば「上位RUSH突入時の性能を9,600個未満ギリギリまでアップ」すること自体は可能である一方で、これを搭載するには今までの「RUSH時の期待出玉:6,400個未満」に加えて「初当たりからの全平均期待出玉:3,200個未満」という部分についても条件を満たさなければならない。この点が「射幸性はアップしない」と解釈できる点だ。また現行ミドルタイプが「RUSH期待出玉:ほぼ6,400個」で「初当たりからの全平均期待出玉:5,000個前後」の機械が中心であることを考えると、全平均出玉3,200個未満では、ミドル帯だと若干確率が重い。この点が、ライトミドル、甘デジが中心になると想定される部分である。ただし確率帯により搭載できる縛り自体はない。

次に「②」部分。仮にLT突入時の期待出玉を9,600個、初当たりからの平均期待出玉を3,200個、と設定した場合、LT突入率は1/6(約16.7%)まで下げる必要があることがわかる。ただしこれは「上位RUSHに突入する大当たり割合が1/6」ではない。「初当たりを100回体験したら、うち1/6(16回)は上位RUSHへ突入する」という意味だ。したがって、見た目の振り分けよりは到達率は割合が上がってしまう。例えば5%しかLT突入大当たりがなくても、通常RUSH中に平均3連チャンするとすれば、この5%を3回チャレンジすることになるためだ。したがって、ヘソ初当たりから「LT突入の可能性」がある機種は最もLT大当たりの割合が低くなる。逆に初当たりの50%がRUSH非突入の機種であれば、性能にもよるが特図2で20%程度のLT大当たりをとっても1/6に収まる可能性はある。「特図2で20%=初当たりで10%」となるためだ。

最後に「③」だが、ラッキートリガーに関しては「P機」でも「e機(スマパチ)」でも搭載可能だが、スマパチに搭載する場合は、ラッキートリガーを搭載するなら「Cタイム」は搭載することができない。

 

ぱちキュレ

今のところ、上記7機種がLT搭載機として発表されてる感じー

すろまに

実質ハイミドルタイプのもの、甘やライトミドルでRUSH中の一部でLTに突入するタイプのものなど色々種類がありますね。

 

 

ぱちんこ遊技機の新機能「ラッキートリガー」は、昨年夏頃に日工組内規が改正されて新たに定められた機能だ。この時、実は同時に他にも内規が改正されている。一つはいわゆる「一発台系」と呼ばれる、うまい棒に代表されるセット物の総量規制。こちらについては「おかわり性能がないもの」については最大10,500個未満までの緩和がなされた。

ぱちキュレ

これ関係で現時点で発表されてるのがファンキードクターだね!12000個から初回1500個を引くと、10500個っていう感じ😋

 

 

引用元の解説者は、
株式会社「遊技産業研究所」代表の鈴木政博氏

立命館大学卒業後、ホール経営企業の管理部、コンサル会社へ経て2002年㈱遊技産業研究所に入社。遊技機の新機種情報収集及び分析、遊技機の開発コンサルの他、TV出演・雑誌連載など多数。

➡️ 株式会社遊技産業研究所 公式ウェブサイト
https://u3ken.com/

 

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