希望の光「回胴式遊技機」にも明暗
2020年7月3日、ダイコク電機株式会社は「DK-SIS白書2020」の発表を行いました。DK-SIS室の片瀬室長の要旨説明を含めた概要は以下の通りです。
DK-SIS白書2020年版「2019年データ」
・ダイコク社が「DK-SIS白書2020-2019年データ-」を発表
【総評】
業界総粗利は「3.38兆円(2018) → 3.24兆円(2019)」に減少
…業界粗利の減少傾向が継続
総売上は「20.7兆円 → 20.0兆円」に減少
パチスロがパチンコの売上規模を上回った
…販売台数に関して「Sは増加/Pは4年連続の減少」
【個別】
パチンコ方面は減少傾向
…4円Pの下落基調が大きな問題
…営業規模縮小の要因となっている
…20円Sと比較しても時間当たりの粗利が高い
…射幸性が下がったP機で高粗利の確保に走る事が大問題
パチスロ方面は微増傾向
…長期間下落が続いていたアウトがプラス反転
…ただし6号機の結果に焦点を当てると疑問符
…パチンコへの転換等も視野に入れるべき
近年の大筋である「全体として微減する中でパチンコが減少しパチスロが増加する」傾向は変わりないようですが、旧規則パチスロ機(5号機)と新規則パチスロ機(6号機)の明暗に言及する内容が見られることから、今後は「21世紀会が提示及び誓約書を求めた”旧規則機の段階的撤去”」に伴う動きが重要となってくると考えられます。