保通協試験緩和で適合率上昇に期待か
2019年4月26日、業界関係者が「保安通信協会(保通協)の型式試験が緩和され、遊技機の適合率が上昇するのではないか」といった旨の情報を発信しました。内容は以下の通り。
保通適合しやすくなるって!
やったね!
新基準機の適合率が低いので供給が間に合わない
不適合による無駄な費用で定価が下げられない
実射試験は運に左右されるのでよろしくない
理論値(設計値)を満たしていれば適合するように
こんな解釈でオーケー?
上記でも述べられているように、「新基準機の低適合率」は警戒すべき事案であり、パチンコパチスロ共に50%を大きく下回る水準で推移しています(関連記事参照)。
また、旧規則機の2019年内撤去が確定した事も、保通協適合率の速やかな改善が急がれる理由のひとつになっているものと考えられます。今後、重要となるのは緩和された保通協試験方式を悪用し、過度な性能を有した或いは性能を偽った遊技機が市場にリリースされる事を確実に防止できるような仕組みとなるでしょう。