管理遊技機(封入式,メダルレス)は着実に進行中
2019年11月13日、大阪兵庫京都の各遊技業協同組合関係者による「三都青年部会勉強会」が大阪市にて開催されました。当会には、渡辺圭市氏(日工組の技術担当)やPOKKA吉田氏(フリーライター)も参加しており、『管理遊技機』に関する言及も行われたとの事です。要旨は以下の通り。
・大前提として解釈基準の変更が最優先
・管理遊技機は「ゆっくりだが進んではいる」
・関係各所と協議した上で「封入式機」「メダルレス機」双方共に大部分が完成済
・ユニット部に遅れが生じており、完成目途が2020年11月頃か
・管理遊技機の市場投入時期は2020年の東京五輪後となる見込
・全メーカー共通の枠とする事は非常に難しい
・新紙幣(2024年開始)に対してはソフトの変更で対応予定
管理遊技機(所謂、ECO遊技機、封入式ぱちんこ及びメダルレス遊技機)に関する話題が久方ぶりに浮上してきました。上記によると、本体部分は既に完成近くまで進んでいるものの、ユニット部に関する問題で導入が当初の予定(2019年末頃)から大幅に遅れている形となっており、順調に事が進んだ場合の導入時期は「2020年終盤以降」となる見込みとのこと。
また、一部から「新紙幣が始まる2024年に合わせ、管理遊技機の導入を始めるのか」といった旨の質問に対しては、ユニットの新紙幣対応はあくまでもソフトで対応する方針であり、現時点でユニットの新紙幣対応時期に管理遊技機の導入時期を合わせるといった予定は無い事を明示した点にも注目です。
PCSA勉強会で管理遊技機に言及(12/2追記)
2019年11月28日、パチンコチェーンストア協会(PCSA)による臨時社員総会兼勉強会が開催され、その際に日工組及び日電協の担当者が「管理遊技機,メダルレス遊技機」に関する言及を行いました。要旨は以下の通りです。
・管理遊技機(パチンコ)は「本体枠10万円,ユニット部15万円」を目安に開発進行中
メダルレス機(パチスロ)に関しても現行機比で価格が抑えられる見通し
・市場リリース時期に関しては管理遊技機(パチンコ)が早期展開する見込
管理遊技機(パチンコ):2020年秋頃予定(9月申請,11月市場投入)
メダルレス機(パチスロ):2021年春頃予定